名古屋市長が、ソフトボール・後藤希友選手の金メダルを無断でかじった問題が話題になっています。
【メダルかじり 所属先トヨタ抗議】https://t.co/9B1gqbu4G4
名古屋市長が、ソフトボール・後藤希友選手の金メダルを無断でかじった問題で、所属先のトヨタ自動車はコメントを出した。「今回の不適切かつあるまじき行為は、アスリートへの敬意や称賛、感染予防への配慮が感じられず、大変残念」。
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) August 5, 2021
そこで思ったんです。
「なぜ金メダルをかじるのか?初めて金メダルを噛んだ人は誰なんだろう?」
名古屋市長が金メダルを噛んだのは、金メダルを取った選手が表彰台で金メダルを噛んでいる模様が印象的で、『金メダル=噛むもの』という図式が名古屋市長の頭にあるからなんでしょうね。
金メダルを噛むのは金メダルを取った選手の特権なのに、名古屋市長が選手に無断で金メダルを噛んだらそりゃ叩かれるわな。
この記事では、金メダルを噛むのはなぜ?いつから初めてかじったのは誰?について調査しました。
金メダルを噛むのはなぜ?
金メダルを噛む理由は以下の3つと言われています。
②カメラマンの要望
③金メダリストの特権
本物の金か確かめるため
もともとは、本物の金なのかを確かめるために金メダルを噛んだ選手がいたことが起源です。
よく、時代劇で本物の小判かどうかを確かめるために小判をかじって確かめるシーンがあります。
純金は硬度が弱いので歯型が付きます。
なので、歯形が付けば本物の金でできていることがわかります。
いくら確認とは言え、よく金メダルに歯形を付けようと思いましたよね。
金メダルを噛むという行為がなぜか全世界にウケて以降、
金メダルを噛むことが習慣化してしまいました。
恐らく、起源を知らず、なんかみんなやっているから
金メダルを取ったら、噛んでアピールする人が多くなったのでしょうね。
カメラマンの要望
金メダルを口に運ぶことで、金メダルと選手の表情が同時に写真に収めることができます。
そのため、カメラマンが選手に金メダルを噛むよう要望することがあるようです。
要望されて受け入れる選手はカメラマンに言われた通りに金メダルを噛みますし、
その模様が全世界に放映されますし、。
新聞やネットニュースににもなり、多くの人の目に印象付けられます。
ちなみにメダルを噛むというメディアパフォーマンスが広く日本に認知されたのは、シドニー五輪の時の高橋尚子の金メダルの時以降っぽいね
五輪のメダル獲得選手がメディアから「メダル噛んで」と指示されて断った、という記事も何度か見かけたことがあるけど、どうやらここ20年くらいのお話のようだ pic.twitter.com/auYqLYsvzW— 真価社通信時代🍑🍎 (@WBOATS_end) August 4, 2021
そのため、多くの人が『金メダル=噛むもの』という認識になっていったのだと推測されます。
選手によっては金メダルを噛むことを拒む選手もいて、その場合は顔の近くに持って行っているようです。
金メダリストの特権
金メダルを噛むことがカッコイイ行為だと思うメダリストもいるようで、金メダリストの特権として金メダルを噛んでいるのではないかという説もあります。
金メダルを噛むのはいつから?初めてかじったのは誰?
金メダルを噛む行為を世界で初めて行ったのは、1988年ソウル五輪水泳の男子200メートル自由形で金メダルを獲得した、オーストラリアのダンカン・ジョーズ・アームストロング選手です。
金メダルをかじった理由が、「本物の金かどうかかじってみたらわかる」ということで
本物の金か確認するためにかじったようです。
日本人選手では、1996年アトランタ五輪柔道の中村兼三選手が最初です。
まとめ
金メダルを噛む理由、いつ誰が始めたのかまとめました。
金メダルを噛む理由は以下の3つ
②カメラマンの要望
③金メダリストの特権
もともと本物の金か確かめるための行為だったのが、いつしかパフォーマンスとしてカメラマンに要求されたり、かっこいいからみんなやっているからという理由で金メダルを噛む行為が習慣になりました。
世界で初めて金メダル嚙んだのは、988年ソウル五輪水泳の男子200メートル自由形で金メダルを獲得した、オーストラリアのダンカン・ジョーズ・アームストロング選手。
日本では、1996年アトランタ五輪柔道の中村兼三選手が最初です。
選手が血のにじむ思いをして勝ち取った大事な金メダル。憧れて噛みたくなる気持ちもわからなくはないですが、コロナ感染も気になるし、不衛生なので今後は禁止したらよいのではないかと思いました。