幼稚園に入園してすぐに春の遠足があります。
遠足の楽しみと言えば、外で食べるお弁当ですね。
春とはいえ、日によっては夏の様に暑い日もあり、遠足で炎天下に置かれたお弁当が傷まないか心配になります。
子供が楽しみにしている遠足で食中毒になってお腹を壊してしまったらかわいそう。
そんなことにならない様にこの記事では傷まないお弁当の工夫について紹介します。
傷みにくいお弁当の工夫その1【衛生管理】
お弁当が傷む原因である雑菌が繁殖しないよう消毒や便利グッツを使った衛生管理を紹介します。
②調理器具やお弁当箱を消毒する。
③弁当箱の蓋のパッキンは取り外して洗う。
④カップは使い捨ての方が安心。
⑤素手で触らない。
⑥傷みにくくする便利グッツを使う。
①調理前に手を良く洗う。
調理前に手を良く洗いましょう。
こちらの動画を参考にして、インフルエンザやノロウィルスなどの感染症の予防にも効果的な手洗い方法を行えば安心です。
調理中にレシピを見る時に便利なスマホですが、スマホの画面は雑菌が多く付着しています。
スマホを触った手で調理をしないようにしましょう。
スマホを触ったら手を良く洗ってから調理を再開するようにしましょう。
②調理器具やお弁当箱を消毒する。
包丁、まな板と言った調理器具やお弁当箱を消毒します。
おすすめはこちら↓
ドーバー パストリーゼは、サトウキビ由来の高品質アルコールを使っているので、包丁、まな板、お弁当箱などの調理器具の消毒に使うことが出来ます。
高純度のカテキンにより、出来上がったお弁当に直接噴射して抗菌する事が出来ます。
③弁当箱の蓋のパッキンは取り外して洗う。
お弁当箱の蓋についているパッキン。
付けっぱなしの状態のままだと蓋とパッキンの間に雑菌が繁殖してしまうので、蓋を洗う際はパッキンを取り外して洗うようにしましょう。
④カップは使い捨ての方が安心。
洗って繰り返し使えるシリコン製のカップは経済的で便利なのですが、雑菌の繁殖が気になる時期は使い捨ての方が衛生的で安心です。
100円ショップには幼稚園の子供が喜びそうな可愛い絵柄の使い捨てお弁当カップが売ってます。
苦手なおかずを可愛いカップに入れたらカップの絵柄を見る為に頑張って食べてくれそうですね。
⑤素手で触らない。
おにぎりを握る時、おかずをお弁当箱に詰める時など素手で直接食材やカップを触らないようにしましょう。
調理前に手洗いはしていますが、加熱調理したおかずを素手で触った場合、手の雑菌がおかずについて菌が繁殖してしまう恐れがあります。
おにぎりを握る時は素手ではなく、ラップや100円ショップの便利グッツを使うことをおすすめします。カップや仕切りを扱う時は菜箸を使ったりすると良いでしょう。
ダイソーのふりふりおにぎりは幼稚園子供にも食べやすい小さめのおにぎりが一度に3つ簡単に作る事が出来るのでおすすめです。
⑥傷みにくくする便利グッツを使う。
食材に汁っ気があると傷みやすいのでおかずの汁を吸ってくれるカップを使うという方法もあります。
お弁当の上に抗菌シートを乗せる事で雑菌の繁殖を防ぐことが出来ます。
100円ショップには可愛い絵柄の物も売られているので幼稚園の子供が喜びそうですね。
傷みにくいお弁当の工夫その2【食材・味付け】
雑菌の繁殖を防ぐ食材や味付け、避けた方が良い食材を紹介します。
②味付けは濃い目に。
③汁気が少ないおかずにする
④加熱していない物は避ける
⑤冷めてからお弁当箱に詰める
⑥作り置きおかずは中まで温めてから入れる事
⑦保冷材代わりになるおかずを入れよう
①酢、梅、カレー粉、ショウガ、わさび、大葉は雑菌の繁殖を防ぐ食材
お弁当が傷みやすい時期は、雑菌の繁殖を防ぐ効果がある食材を使っておかずを作ることをおすすめします。
幼稚園の子供だと梅、ショウガ、わさび、大葉は苦手な子が多いと思います。
カレー粉、酢であれば苦手な子が少ないと思います。
特にカレー味は子供が好きな味付けですね。
子供が大好きなウィンナー、カレー味のキャベツとチーズの春巻きお弁当にもぴったりです。
前日にウィンナーとカレー味のキャベツを作っておいて、当日にチーズと合わせて春巻きの皮で巻いてオーブントースターで焼くと時短になりますね。
子ども大好き♪ホットドック風春巻き by イオン
お酢を使ったレシピ、鶏もも肉をお酢と醤油、砂糖で煮た鶏もも肉の甘酢煮は、
お弁当のおかずにぴったりだし、子供が大好きな鶏肉を使ったメニューです。
我が家の鳥もも肉の甘酢煮☆お弁当用にも by ☆そら治療院☆
②味付けは濃い目に。
子供向けだと薄味を心がげたいところですが、お弁当を傷みにくくする為には濃い目の味付けの方が雑菌が繁殖する為の水分量が減るので傷みにくくなります。
濃い目の味付けの方が冷めても美味しいです。
③汁気が少ないおかずにする
余分な水分がある程雑菌が繁殖しやすくなります。
揚げ物や炒め物は汁気が少ないおかずなので暑い時期のお弁当に最適です。
煮物を入れる場合はザルやキッチンペーパーで水を切ってから入れて下さい。
和え物を入れる時は、かつお節、すりごま、お麩を砕いた物を入れると適度に水分を吸ってくれるのでおすすめです。
④加熱していない物は避ける
お弁当のおかずで簡単に作れるので良く入れるのがちくわキュウリ(ちくわの穴にキュウリを入れたおかず)。
しかし、ちくわキュウリは加熱しないので傷みやすい時期は避けましょう。
ちくわやハムといった加熱しないで食べられるおかずでも加熱してから入れるようにして下さい。
レタスやミニトマト、果物は加熱しないでも食べる事が出来ますが、暑い時期のお弁当には不向きなので避けましょう。
ポテトサラダも傷みやすいので夏場のお弁当のおかずには不向きです。
⑤冷めてからお弁当箱に詰める
暖かいおかずをお弁当箱に詰めて蓋をすると蒸気が冷えて水滴となり、雑菌が繁殖しやすくなります。
雑菌が繁殖するのを防ぐ為、ご飯はお皿に平らに広げる、おかずは一旦お皿の上で冷ますなどしてご飯やおかずが完全に冷めてからお弁当箱に詰めるようにしましょう。
⑥作り置きおかずは中まで温めてから入れる事
作り置きおかずは朝の忙しいお弁当作りにとても便利なのですが、傷みやすい時期は出来れば避けるのが無難です。
もし作り置きおかずをお弁当に入れるのなら、中までしっかりと温めてから冷ましてお弁当箱に入れるようにしましょう。
⑦保冷材代わりになるおかずを入れよう
冷蔵庫に入れた食品が傷みにくい様に、お弁当も涼しい状態の方が傷みにくいです。
便利な冷凍食品の中にはお弁当箱に凍った状態で入れて自然解凍出来るおかずがあります。
●冷凍枝豆
●ニチレイのスイートポテト
●ごま団子
甘めのおかずはデザート感覚で食べられるので幼稚園の息子のお気に入りです。
冷凍したゼリーを入れても良いですね。
メインのおかずのから揚げ、グラタンなども冷凍食品で自然解凍出来るのがあります。
保冷はもちろん、冷凍庫から出してそのままお弁当箱に入れるだけなので、お弁当作りの時短になります。
まとめ
傷みにくいお弁当の工夫【衛生管理】
②調理器具やお弁当箱を消毒する。
③弁当箱の蓋のパッキンは取り外して洗う。
④カップは使い捨ての方が安心。
⑤素手で触らない。
⑥傷みにくくする便利グッツを使う。
傷みにくいお弁当の工夫【食材・味付け】
②味付けは濃い目に。
③汁気が少ないおかずにする
④加熱していない物は避ける
⑤冷めてからお弁当箱に詰める
⑥作り置きおかずは中まで温めてから入れる事
⑦保冷材代わりになるおかずを入れよう
暑い時期のお弁当作り、気を付けるポイントを意識して子供に美味しいお弁当を作りましょう!